医院からのお知らせNews

医院ブログ

🦷 1. 症例紹介:歯がすり減って磨耗したケース【池袋グランドメゾンデンタルクリニックCase No.87】

 

患者さま: 50代・男性

主訴:

 

  • 歯ぎしりがある

  • 冷たいものがしみる

  • 奥歯の詰め物が外れることが増えた

 

 

診断: 歯ぎしり・食いしばりによる重度の咬耗

自然な歯の形が失われ、噛み合わせのバランスも崩れていました  。

 

治療内容:

 

  • ラミネートベニア+オクルーザルベニアによる咬合再構築

  • 治療期間:6か月

  • 費用:90万円(税込) ()

 

 

担当医: 生野誠(日本口腔外科学会認定/東京医科歯科大学大学院研究生・慶應大学臨床研修出身) 

 


 

 

2. どうして歯がすり減るの?咬耗の原因とは?

 

 

  • 歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)

     無意識に強い力が歯にかかり、歯の表面がすり減ります。

  • 噛み合わせの不均衡

     詰め物の不適合や歯列のズレが部分的に力を集中させ、磨耗を早めます。

  • 酸蝕歯との複合症状

     酸で弱ったエナメル質は、物理的な摩耗によってさらに進行しやすくなります。

 

 


 

 

3. すり減ったままにするとどうなる?その影響

 

 

  • 咬合高径の低下 → 顔貌が変わり、老け見えやしわの原因に

  • 知覚過敏や冷水痛 が出るようになる

  • 咬合崩壊→他の歯や顎関節への負担が増加

  • 補綴治療が困難になるリスク → スペース不足やデザインが制限される

 

 


 

 

4. 必要性が高まる「咬合挙上」とは?

 

 

患者さまには、**本来の咬合高さに戻す「咬合挙上」**をご提案しました。仮歯で段階的に調整し、セラミックやレジンで補綴を行います。

 


 

 

5. 咬合挙上のメリット

 

 

  • 噛み合わせ・顎筋肉・顎関節の緊張が緩和される

  • 正しい咬合バランスが再構築される

  • 審美性の改善(前歯の見た目向上)

  • 補綴物の耐久性アップ・再治療リスクの低減

 

 


 

 

6. 症例(Case 87)による効果

 

 

  • 前歯の形態と機能が回復し、冷水痛が改善

  • 詰め物の脱落がなくなり、咬み合わせも安定

  • 「歯を守りながら、長く使える」治療設計を実現  

 

 


 

 

7. Q&A|咬合挙上・歯ぎしりへのよくある質問

 

 

Q:「咬合挙上は痛みますか?」

A:仮歯で段階的に高さを調整するので、違和感はほとんどありません。

 

Q:「治療期間と費用は?」

A:今回のケースでは6か月、約90万円。内容により異なりますので、カウンセリングで個別にご説明します 。

 

Q:「ナイトガード(マウスピース)は必要ですか?」

A:ブラキシズムの予防には有用です。症状によっては併用をおすすめします。

 


 

 

8. まとめ|池袋 で歯ぎしり・すり減りにお困りの方へ

 

 

  • 歯ぎしりやくいしばりは、見た目や機能に大きく影響します

  • すり減ったまま放置せず、早めの咬合診断と処置が重要

  • 咬合挙上によって「咬む力」を正常な状態に戻し、再発防止へ

  • グランドメゾン池袋では、精密治療と審美性のバランスを考慮し、治療後も長期にわたる安定を目指します

 

 


 

 

✨ ご相談・ご予約はこちらから:

 

 

池袋 グランドメゾンデンタルクリニック (西口徒歩5分)

📞 03‑5951‑6020 / 🖱 WEB予約はこちら

池袋の歯医者 グランドメゾンデンタルクリニック

〒171-0014
東京都豊島区池袋2丁目60−6 グランドメゾン池袋一番館103
池袋駅西口C6出口 徒歩5分
平日 10:00~14:00 / 15:30~19:30
休診日 祝日