池袋で丁寧な虫歯治療を

池袋で歯医者をお探しの方へ。

「虫歯の治療って、削って詰めるだけでしょ？」「小さな虫歯ならすぐ終わるのでは？」

そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

しかし、実は“虫歯をきちんと取り切る”というのは、とても繊細で時間のかかる治療です。

今回は、当院が虫歯治療において大切にしている「歯をできるだけ残すこと」「神経を守ること」について、詳しくご紹介します。

虫歯治療の目的は
「虫歯を除去すること」
だけではありません

虫歯は細菌感染によって歯が溶けてしまう病気です。

治療では、虫歯に侵された象牙質（軟化象牙質）を丁寧に除去していきますが、それと同時に私たちが考えているのは、以下のようなことです。

• できる限り健康な歯質を温存すること
• 歯の神経（歯髄）を可能な限り残すこと
• 再感染を防ぐため、治療中も歯を汚染させないこと
• 将来の修復（詰め物・被せ物）の選択肢を狭めないこと

単に虫歯を削って詰めるだけの“早い治療”ではなく、再治療のリスクを減らし、患者さんの歯の寿命を延ばすことを最優先にしています。

なぜ時間がかかるのか？
〜丁寧な虫歯除去の
プロセス〜

「小さい虫歯なのに、なぜ1時間近くかかったの？」

患者さんからそうご質問いただくこともあります。

ここで、虫歯除去の実際の流れをご説明します。

① 検知液を使って
虫歯の範囲を確認

まずは虫歯検知液を使用して、虫歯に侵された部分（軟化象牙質）を染色します。

しかし、一度の染色ではすべてが把握できないことが多く、少しずつ削っては染色→確認という作業を何度も繰り返します。

② 刃の立つバーで
ブラッシングモーション

虫歯は健康な象牙質と隣接しているため、強く削りすぎると健康な歯まで失ってしまいます。

そこで当院では、細くよく切れるバーで“ブラッシングモーション（磨くような動き）”を行いながら、慎重に軟化象牙質を取り除いていきます。

③ スプーンエキスカで
触知・除去

軟化した象牙質は、よく切れるスプーンエキスカベーター（手用器具）で、触知しながら確認・除去します。

機械ではわかりづらい“手の感覚”で、感染の有無を確認する工程です。

④ 唾液やプラークから守る工夫

虫歯治療中、唾液中の細菌やプラークが象牙質に触れると、再感染のリスクが高まります。

そのため当院では、ラバーダム（防湿）や丁寧な吸引操作で唾液から歯を守る環境を整えています。

神経が見えてしまった
ときは、即座に
VPTを行います

虫歯が深く進行していると、治療中に歯髄（神経）に達することがあります。

その場合、従来では「神経を全部取る（抜髄）」という処置が一般的でしたが、歯の寿命を延ばすためには神経を残すことが理想です。

そこで当院では、可能な限り「VPT（Vital Pulp Therapy：生活歯髄療法）」を選択します。

これは、露出した歯髄を保護し、神経を残すための高度な処置です。

ただし、痛みがないからといって進行していないとは限らず、歯に穴が空いているようなケースでは、すでに歯髄に炎症が波及していることもあります。

このようなケースでは、精密な診査のうえで適切な神経の処置が必要になります。

時間がかかっても、
ていねいな治療が
歯の未来を守ります

「虫歯の治療に1時間もかかるのはちょっと大変かも…」と思われるかもしれません。

ですが、それはあなたの大切な歯を、できるだけ長く健康な状態で保つための時間です。

大きく削って、神経を取って、すぐに詰めて…という“スピード治療”では、短期的には楽でも、長期的には再治療を繰り返し、歯を失うリスクが高まります。

私たちは、一度の治療で「しっかり治す」「なるべく削らない」「神経を残す」ことを目指し、日々治療にあたっています。

池袋で精密な虫歯治療を
ご希望の方へ

グランドメゾンデンタルクリニック池袋では、拡大鏡やマイクロスコープを使用し、視野を確保した精密な虫歯除去を行っています。

ただ削るのではなく、「歯を守る治療」を徹底しています。

小さな虫歯でも放置すれば進行してしまい、治療も複雑になります。

「歯がしみる」「ちょっと穴が空いている気がする」といったサインがあれば、お早めにご相談ください。

ご相談・ご予約は
お気軽に

グランドメゾンデンタルクリニック（池袋）

📍 東京都豊島区池袋2-60-6グランドメゾン池袋一番103

🕙 診療時間：10:00〜19:30
（最終受付19時）

📞 03-5951-6020