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2025.10.04

歯の根の腫れ・膿
(歯根嚢胞)の
原因とは?
池袋での症状と
治療方法を詳しく
解説

歯根嚢胞とは?

治療前後比較

治療前

治療後

「歯の根元に違和感がある」「歯ぐきに腫れがある」——それは歯根嚢胞(しこんのうほう)と呼ばれる病気かもしれません。

歯根嚢胞とは、むし歯や外傷、過去の治療が原因で歯の根の先に膿がたまる状態のことです。自覚症状がないまま進行することも多く、気づいた時には骨が溶けてしまっているケースも少なくありません。

池袋の【グランドメゾンデンタルクリニック】では、マイクロスコープを用いた精密根管治療や歯根端切除術により、歯根嚢胞の治療に対応しています。ここでは原因から治療法、予防のポイントまで詳しく解説します。

歯根嚢胞ができる原因

むし歯の放置

進行したむし歯が神経まで達すると、細菌が根の先に広がり膿の袋ができます。神経が死んでしまった歯は痛みを感じにくく、気づいた時には大きな嚢胞となっていることもあります。

外傷によるもの

転倒や事故で歯に強い力が加わると、見た目に異常がなくても内部の神経が壊死することがあります。その結果、時間を経て嚢胞ができることがあります。

過去の根管治療の不完全さ

以前に根管治療を受けた歯でも、感染が取り切れていない場合や充填が不十分な場合には、再び感染を起こし嚢胞が形成されることがあります。複雑な根管形態が原因で再発するケースも珍しくありません。

歯根嚢胞の症状

  • 初期は自覚症状がなく、検診やレントゲンで偶然見つかることが多い
  • 進行すると歯ぐきの腫れや圧迫感、噛んだ時の違和感を感じる
  • 膿が出る、顔が腫れる、発熱など強い症状を起こすこともある

歯根嚢胞の検査と診断

池袋院では以下の検査を行い、正確に診断します。

  • レントゲン検査:根の先に黒い影があるかを確認
  • CT検査:嚢胞の大きさや骨への影響を三次元的に把握
  • 神経の生死確認:外傷歯などで神経が生きているかをチェック

歯根嚢胞の治療方法

精密根管治療(再治療)

嚢胞が小さい場合、マイクロスコープで感染源を徹底的に除去し、消毒・密閉することで改善が期待できます。

歯根端切除術(外科的処置)

再発や根管治療が難しい場合は、外科的に歯肉を開いて嚢胞ごと除去します。当院ではマイクロサージェリーを併用し、再発リスクを最小限に抑えています。

抜歯

歯の破壊が大きい場合には抜歯が選択されることもあります。抜歯後はインプラントやブリッジなどで機能回復を行います。

再発を防ぐために
できること

  • 定期的な歯科検診とレントゲン(3ヶ月〜半年に1度)
  • むし歯や歯周病の早期治療
  • 生活習慣の見直し(禁煙・糖尿病管理など)

まとめ

歯根嚢胞は初期には症状がないことが多いため、気づかず放置されやすい病気です。放置すると骨を溶かすリスクもありますが、早期発見・早期治療により歯を残せる可能性が高まります。

池袋で「歯の根の腫れ」「膿」「根の病気」でお困りの方は、ぜひ【グランドメゾンデンタルクリニック】までご相談ください。精密根管治療や歯根端切除術を含め、患者さま一人ひとりに最適な治療をご提案いたします。