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2022.02.17

二度と虫歯にさせない

二度と虫歯にさせない

前、治療したはずなのに、また虫歯になった、そんなご経験はありませんか?

おそらく歯で悩みをお持ちの方は、そういったご経験が少なからずあるのではないでしょうか。

なぜ虫歯の再発が起きるのか?

その理由と、2度と虫歯にさせないために当院が行っているこだわりを解説します。

虫歯の再発の主な原因

1 虫歯の取り残し

2 隙間があいている詰め物

3 装着時の異物(歯垢、唾液、血液など)の混入と合着材(接着剤とは違う)の使用

1:虫歯の取り残し 
~虫歯を見過ごさないために~

取り残しなく虫歯を徹底的に除去することは意外と簡単ではありません。

当院では闇雲に削らないように、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用しカリエスチェッカー(虫歯の検査薬)を用いて虫歯だけを染め出し、何度も何度も繰り返し、染まっているところのみを削っていきます。

この当たり前だと思われる行為を慎重に行うことが良い結果に結びつきます。

2:隙間があいている詰め物 
~徹底的な精密治療~

上記左側の写真のように、一見封鎖性のよい詰め物に見えたとしても、右側写真のように歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた拡大写真を見ると、隙間にプラークが入り込んでいることがわかるかと思います。

細菌の大きさは約1ミクロンから3ミクロンと言われており、これは1000分の1ミリから1000分の3ミリです。

細菌が侵入できないような精度の高い詰め物を作製することは並大抵なことではないとわかると思います。

当院では

以下のようにして、精度の高い詰め物や被せ物を作製しております。

上記のように丁寧に形を整え、歯肉と歯の隙間(歯周ポケット)に糸を巻きます。

そして、型取りの材料を入れる直前に、その糸を取り去ります。糸の太さ分開いた歯肉と歯の隙間に型取りの材料を流し込んでいくと、型取った際に上記のように歯肉と歯の境目が明瞭に浮き出てきます。

そうすることで、歯と歯肉の境目が模型上に反映され、適合の良い詰め物や被せ物を作製することができます。

この際使用している型取りの材料は、変形量の少ないシリコン性のものを使用しておりますので、材料によるエラーは極力生じないようにしております。

よくあるご質問

治療した歯がまた虫歯になるのは、前回の治療が悪かったからですか?

必ずしも前回の治療だけが原因とは限りません。

修復物の適合、経年的な劣化、歯垢の付着、食生活、唾液量、フッ化物の使用状況、歯ぎしりなど、複数の要因が関係します。

古い詰め物は、すべて交換した方がよいですか?

古いという理由だけですべて交換する必要はありません。

段差や欠けが小さい場合は、研磨や部分的な修理で対応できることがあります。一方、内部で虫歯が進行している場合や、歯に亀裂が認められる場合には、交換が必要になることがあります。

マイクロスコープを使えば、虫歯は再発しませんか?

マイクロスコープは、肉眼では確認しにくい部分を拡大して観察するために有効ですが、虫歯の再発を完全に防ぐものではありません。

治療の精度に加え、接着操作、食生活、セルフケア、フッ化物の使用、定期検診なども重要です。

虫歯はすべて取り切る必要がありますか?

虫歯の深さや神経の状態によって異なります。

神経に近い深い虫歯では、すべての軟化象牙質を除去すると神経が露出する危険があるため、神経に近い部分を一部残して密閉することがあります。


監修者情報

監修 歯科医師 荻原 太郎

グランドメゾンデンタルクリニック所属。

虫歯治療、ダイレクトボンディング、セラミック修復、審美歯科治療、噛み合わせを含めた包括的な歯科治療に取り組んでいます。

虫歯になった部分だけを処置するのではなく、残っている歯質、修復物の適合、歯周組織、噛み合わせ、患者様ごとの虫歯リスクを総合的に診査し、歯を長期的に維持することを重視しています。

本記事は、虫歯が再発する原因と、再発リスクを抑えるための治療について、患者様に分かりやすくお伝えすることを目的として、歯科医師が内容を確認・監修しています。

※治療方法や治療結果には個人差があります。すべての患者様に同様の結果を保証するものではありません。


参考文献

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