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2025.07.17

【池袋 歯医者が怖い方へ】
歯科恐怖症・苦手意識がある方でも
安心して通える
歯科医院を目指して

「歯医者に行かなければいけないのは分かっているけれど、怖くて予約できない」

「以前の治療で痛い思いをしてから、歯医者が苦手になった」

「歯を削るときの音が怖い」

「治療中に口の中に水がたまるのが苦手」

「何年も歯医者に行っていないので、口の中を見せるのが恥ずかしい」

このようなお悩みはありませんか?

歯科治療に対する不安や恐怖の程度は、人によって大きく異なります。

なかには、歯が痛い、歯が欠けた、虫歯があると分かっていても、恐怖心から歯科医院を受診できず、結果として症状が進行してしまう方もいらっしゃいます。

池袋のグランドメゾンデンタルクリニックでは、歯科治療に強い不安や苦手意識をお持ちの方に対して、いきなり治療を進めるのではなく、まず「何が不安なのか」を確認することを大切にしています。

この記事では、歯科恐怖症とはどのような状態なのか、歯医者が怖くなる理由、そして当院で行っているカウンセリング、治療器具の工夫、内服による鎮静、静脈内鎮静などについて解説します。


歯科恐怖症とは?

歯科恐怖症とは、歯科医院や歯科治療に対して強い不安や恐怖を感じる状態を指します。

単に、

「歯医者は好きではない」

という程度ではなく、歯科医院を想像しただけで強く緊張したり、治療が必要だと分かっていても受診することが難しかったりすることがあります。

歯科治療への恐怖が強い場合には、

  • 虫歯を長期間放置してしまう
  • 歯周病が進行する
  • 歯が欠けても受診できない
  • 痛み止めだけで我慢してしまう
  • 歯を失ってもそのままにしてしまう

といったことにつながる場合があります。

大切なのは、無理に我慢して治療を受けることではありません。

まず、

「何が怖いのか」

を整理し、その方に合わせた治療方法を考えることが重要です。


なぜ歯医者が怖くなってしまうのでしょうか?

歯科治療への不安や恐怖には、さまざまな理由があります。

過去に痛い治療を経験した

子どもの頃や以前の歯科治療で強い痛みを経験すると、その記憶が残り、

「また同じことが起こるのではないか」

と不安になることがあります。


歯を削る音や振動が苦手

歯科治療特有の、

「キーン」

という高い音や、歯を削る際の振動が苦手という方も少なくありません。

実際には痛みがなくても、音を聞くだけで過去の治療を思い出し、緊張してしまうことがあります。


治療中に口の中へ水がたまるのが苦手

治療中に、

  • 水が口にたまる
  • 唾液を飲み込めない
  • 息苦しく感じる
  • 口を長時間開けていることがつらい

といったことが不安につながる方もいます。


嘔吐反射が強い

口の中に器具が入ることで吐き気が起こりやすく、

「治療中に吐いてしまうのではないか」

という不安から受診できなくなることもあります。


何をされるのか分からないことが怖い

治療内容が分からないまま、

「削られるのではないか」

「神経を取られるのではないか」

「抜歯されるのではないか」

と考えることで、不安がさらに大きくなる場合があります。


「歯が悪すぎて怒られるのではないか」と不安

歯医者へ長期間行けなかった方の中には、

「こんな状態になるまで放置したことを怒られるのではないか」

「口の中を見せるのが恥ずかしい」

と感じている方もいらっしゃいます。

しかし、歯科医院の役割は患者さんを責めることではなく、現在のお口の状態を確認し、これからどう治していくかを考えることです。


歯医者が怖い方への当院の5つの配慮

グランドメゾンデンタルクリニック池袋では、歯科治療への不安の程度や原因に応じて、さまざまな方法を検討しています。

すべての方に同じ方法を行うわけではありません。

まずお話を伺い、その方に必要な方法を一緒に考えます。


1.まずはカウンセリングから始めます

カウンセリング

歯科治療への不安を減らす上で最も大切なのは、

「何が怖いのかを歯科医師側が把握すること」

だと考えています。

例えば、

  • 麻酔が怖い
  • 削る音が怖い
  • 痛みが怖い
  • 水がたまるのが怖い
  • 嘔吐反射が心配
  • 治療内容が分からないことが怖い
  • 過去に歯科医院で嫌な経験をした

など、人によって不安の原因は異なります。

当院では初診時に現在のお悩みや治療への不安、ご希望についてお話を伺います。

必要な検査を行った上で、

  • 現在どのような状態なのか
  • どの治療から始める必要があるのか
  • どの程度の治療期間が考えられるのか
  • どのような選択肢があるのか

を説明しながら治療計画を立てていきます。

緊急性がなければ、初日から無理に大きな治療を進める必要はありません。

「まず相談してから考えたい」

という方もご相談ください。


2.必要に応じて内服による鎮静を検討します

歯科治療に対する不安が強い場合には、症例や全身状態に応じて、抗不安薬などを使用した内服による鎮静を検討する場合があります。

内服による鎮静では、緊張や不安を和らげた状態で治療を受けられる場合があります。

ただし、薬の効き方には個人差があります。

また、

  • 既往歴
  • 服用している薬
  • アレルギー
  • 全身状態

などによって使用できない場合もあります。

そのため、事前に診査を行い、必要性や適応を判断した上で使用します。

※鎮静薬を使用した場合には、使用薬剤や鎮静の程度によって、治療当日の自動車・自転車などの運転を控えていただく必要があります。


3.強い恐怖心がある場合は静脈内鎮静にも対応します

歯科治療への恐怖が非常に強い方や、治療内容によっては、静脈内鎮静法を検討することがあります。

静脈内鎮静法とは、点滴から鎮静薬を投与し、不安や緊張を軽減した状態で歯科治療を行う方法です。

全身麻酔とは異なり、基本的には自発呼吸を保ちながら治療を行います。

静脈内鎮静によって、

  • 緊張を軽減する
  • 治療時間を短く感じることがある
  • 治療中の記憶が部分的に残りにくい場合がある

といった効果が期待できます。

ただし、鎮静の深さや記憶の残り方には個人差があります。

「必ず眠れる」「何も覚えていない」という治療ではありません。

また、すべての方に行えるわけではなく、年齢、全身状態、既往歴、服用薬、治療内容などを確認した上で適応を判断します。

※静脈内鎮静を行った場合には、当日の自動車・自転車などの運転はできません。必要に応じてご家族などの付き添いをお願いする場合があります。


4.歯を削る音が苦手な方にも配慮します

歯科治療で使用されるエアタービンの、

「キーン」

という高い音が苦手という方は非常に多くいらっしゃいます。

当院では症例に応じて、5倍速コントラアングルハンドピースなどの器具を使用します。

5倍速コントラは、一般的なエアタービンとは音の性質が異なるため、歯を削る際の高い音が苦手な方にも配慮しながら治療器具を使い分けることができます。

もちろん、治療内容によって必要な器具は異なります。

音に強い苦手意識がある場合には、治療前にお伝えください。


5.水や唾液がたまりにくい治療環境を整えます

「治療中に水が口の中にたまるのが怖い」

という方もいらっしゃいます。

当院では治療内容に応じて、

  • ラバーダム
  • ZOO
  • 排唾管
  • バキューム

などを使用し、口腔内の水分や唾液を管理します。

ラバーダム防湿

ラバーダムとは、治療する歯だけをゴム製のシートから露出させる方法です。

治療内容によっては、口の中へ水や薬液が流れ込むことを減らすことができます。

また、治療する歯を唾液から隔離できるため、根管治療や接着修復などでも重要な役割があります。


ZOO

ZOOは、治療中の唾液を吸引しながら、舌や頬を治療部位から避けるために使用する器具です。

症例によっては、口腔内に水分がたまりにくい環境を作るために使用します。


排唾管・バキューム

排唾管やバキュームを使用して、治療中の唾液や水を継続的に吸引します。

特に、

「水がたまるとパニックになりそう」

「飲み込めないことが怖い」

という方は、事前にお伝えいただければ治療方法を工夫します。


痛みに弱い方への歯科治療

「歯医者が怖い」という方の中には、

痛みに対する不安

が大きな原因になっている方もいらっしゃいます。

歯科治療では、必要に応じて局所麻酔を使用します。

ただし、

「麻酔をすれば何をしても痛くない」

という単純なものではありません。

炎症が強い歯では麻酔が効きにくい場合がありますし、治療内容によって麻酔方法も異なります。

当院では、治療前の診査を行い、必要な麻酔方法を検討します。

治療中にも、

「痛みがある」

「少し休みたい」

と感じた場合には、遠慮なくお伝えください。


嘔吐反射が強い方もご相談ください

型取りやレントゲン撮影、奥歯の治療などで吐き気が起こりやすい方もいらっしゃいます。

嘔吐反射の程度には個人差があり、すべての治療を同じ方法で行えるわけではありません。

症例によって、

  • 治療姿勢を工夫する
  • 器具を選択する
  • 口腔内に水をためない
  • 短時間ずつ処置を行う
  • 必要に応じて鎮静方法を検討する

などの対応を検討します。

嘔吐反射が理由で長期間歯医者へ行けていない方も、初診時にご相談ください。


「歯がボロボロで恥ずかしい」という方へ

歯科治療が怖く、長期間歯科医院を受診できなかった結果、

  • 虫歯が何本もある
  • 歯が欠けている
  • 被せ物が外れたままになっている
  • 歯を何本か失っている
  • 歯周病で歯が動いている
  • どこから治療すればよいのか分からない

という状態になっている方もいらっしゃいます。

そのような場合、

「こんな口の中を見せるのが恥ずかしい」

「先生に怒られるのではないか」

と考えて、さらに受診しづらくなってしまうことがあります。

しかし、今まで受診できなかったことを責めても、お口の状態は改善しません。

重要なのは、

「今の状態から、これからどう治していくか」

です。

まず現在のお口全体を確認し、

  • 緊急性の高い歯
  • 残せる可能性のある歯
  • 虫歯や歯周病の治療
  • 噛み合わせ
  • 失った歯への対応

などを整理しながら治療計画を考えます。

複数の歯に問題があり、「歯がボロボロになってしまった」「すでに歯を失っている」という方への治療については、こちらの記事でも詳しく解説しています。


虫歯を長期間放置してしまった場合

歯医者が怖くて虫歯を放置すると、虫歯が少しずつ深くなることがあります。

初期の段階であれば比較的小さな治療で対応できる可能性がありますが、虫歯が大きくなると、

  • 詰め物
  • 被せ物
  • 歯髄保存療法
  • 根管治療

などが必要になる場合があります。

さらに歯質が大きく失われたり、歯根まで問題が及んだりすると、歯の保存が難しくなることもあります。

そのため、

「怖いから、痛くなるまで待つ」

よりも、症状が大きくなる前にまず相談することをおすすめします。

当院の虫歯治療については、こちらで詳しく解説しています。


神経まで感染している場合も、歯を残せる可能性があります

虫歯が歯の神経まで進行すると、根管治療が必要になることがあります。

「神経を取ると言われた」

「以前根管治療した歯がまた痛くなった」

「抜歯と言われた」

という場合でも、歯の状態によっては保存治療を検討できることがあります。

当院ではマイクロスコープやラバーダムなどを用いた精密根管治療を行っています。

ただし、すべての歯を保存できるわけではありません。

歯根破折や虫歯の範囲、歯周組織の状態などを評価した上で、保存の可能性を診断します。


歯医者が怖い方こそ、治療の「優先順位」が重要です

歯科治療が苦手な方にとって、

「全部治療しなければならない」

と考えること自体が大きな負担になる場合があります。

お口の中に複数の問題があったとしても、すべてを一度に治療するわけではありません。

まず、

  1. 痛みや腫れなど緊急性のある部分
  2. 感染が進行している部分
  3. 保存のために早期治療が必要な歯
  4. 噛む機能を回復する治療
  5. 審美的なお悩み

などを整理します。

必要な治療を一つずつ進めていくことで、最初は歯科医院に強い恐怖を感じていた方でも、少しずつ治療に慣れていける場合があります。


歯医者が怖い方へ|まずは現在のお悩みをお聞かせください

歯科恐怖症や歯科治療への苦手意識は、人によって理由も程度も異なります。

そのため、

「この方法なら全員大丈夫」

という治療方法はありません。

当院ではまず、

  • 何が怖いのか
  • どの程度まで治療できそうか
  • 過去にどのような経験があったのか
  • どの治療から始めたいのか

を確認します。

その上で、

  • カウンセリング
  • 局所麻酔
  • 治療器具の工夫
  • ラバーダムなどによる治療環境の改善
  • 必要に応じた内服鎮静
  • 静脈内鎮静

などを検討します。

「治療を受けるかどうか、まだ決められない」

という段階でも構いません。

まず現在のお口の状態を確認し、どのような選択肢があるのかを知ることから始めてみてください。


よくある質問

Q.歯医者が怖くて何年も行っていません。怒られませんか?

受診できなかった理由は患者さんによって異なります。

当院では過去に受診できなかったことを責めるのではなく、現在のお口の状態を確認し、これから必要な治療について一緒に整理していきます。

長期間歯医者に行けず、口の中を見せること自体に不安がある方もご相談ください。


Q.初日は治療せず、相談だけでも大丈夫ですか?

緊急性が高くない場合には、まずお悩みを伺い、必要な検査や治療方法について説明した上で治療を進めることができます。

ただし、強い痛みや腫れなどがある場合には、必要な応急処置をご提案することがあります。


Q.静脈内鎮静をすれば完全に眠れますか?

静脈内鎮静は全身麻酔とは異なります。

鎮静薬によって不安や緊張を軽減しますが、鎮静の程度や治療中の記憶には個人差があります。

事前に全身状態、既往歴、服用薬などを確認した上で適応を判断します。


Q.静脈内鎮静は誰でも受けられますか?

いいえ。

全身状態、既往歴、服用薬、年齢、治療内容などによっては適応できない場合があります。

事前の診査が必要です。


Q.嘔吐反射が強くても歯科治療を受けられますか?

嘔吐反射の程度や必要な治療内容によります。

治療姿勢や器具、水分管理などを工夫することで治療できる場合もあります。

症状が強い場合には、必要に応じて鎮静方法についても検討します。


Q.痛みに弱いのですが対応できますか?

痛みの感じ方には個人差があります。

治療内容に応じた局所麻酔を行い、不安が強い場合には治療の進め方も含めてご相談します。

治療中に痛みや不快感を感じた場合には、我慢せずお伝えください。


Q.歯が何本も悪いのですが、一度に全部治療しなければいけませんか?

必ずしもすべてを一度に治療するわけではありません。

緊急性や歯の保存の可能性、患者さんの不安の程度などを考慮しながら優先順位を決めます。

複数の歯に問題がある場合には、お口全体を診断した上で治療計画を立てることがあります。


まとめ|歯医者が怖くて行けない方も、まずはご相談ください

歯科治療への恐怖や苦手意識は、決して一つの原因だけで起こるものではありません。

過去の痛み、治療音、水、嘔吐反射、治療内容への不安など、人によって理由は異なります。

だからこそ大切なのは、

無理に治療を始めることではなく、まず何が怖いのかを共有すること

です。

グランドメゾンデンタルクリニック池袋では、カウンセリングを基本に、治療器具や治療環境を工夫し、必要に応じて内服による鎮静や静脈内鎮静なども検討しています。

「歯医者が怖くて何年も行けていない」

「歯が悪くなっているのは分かっているけれど、予約する勇気が出ない」

「歯がボロボロになっていて恥ずかしい」

という方も、まず現在のお悩みをご相談ください。

今のお口の状態から、どのように治療していけるのかを一緒に整理していきます。


この記事の監修

グランドメゾンデンタルクリニック
歯科医師 生野 誠

九州歯科大学卒業。
慶應義塾大学病院 歯科・口腔外科にて研修。
日本口腔外科学会 認定医。

口腔外科での研修経験を生かし、虫歯・根管治療・口腔外科・審美修復など、お口全体の状態を考慮した歯科治療を行っています。