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症例 Cases

空隙歯列・スリーインサイザルを咬合から整え、審美修復で改善した症例

今回の患者様は、前歯のすき間や歯の形、噛み合わせの不安定さを主訴に来院されました。

特に左側の顎関節には非復位性の顎関節症があり、単に見た目だけを整えるのではなく、顎関節や噛み合わせに配慮しながら、咬合が安定する位置を慎重に確認して治療を進める必要がありました。

また、前歯部にはいわゆるスリーインサイザルの状態があり、歯の本数・形態・スペースのバランスを考えた治療計画が重要となるケースでした。

治療前

治療後

まず、顎関節や噛み合わせの状態を確認しながら、咬合が安定するように咬合誘導とスペース整理を行いました。

そのうえで、歯を大きく削る治療ではなく、できる限り歯質を温存しながら、部位ごとに適した修復方法を選択しています。

今回行った治療は以下です。
• ダイレクトボンディング
• ラミネートベニア
• 接着性ブリッジ
• テーブルトップベニア

前歯のすき間や歯の形を整えるだけでなく、奥歯や前歯の噛み合わせのバランスも考慮し、審美性と機能性の両立を目指しました。

治療後の状態

治療後は、空隙歯列による前歯のすき間が改善し、歯の形態やスマイル時のバランスも整いました。

また、咬合誘導によって噛み合わせの安定を図り、顎関節に過度な負担がかかりにくい状態を目指しています。

見た目だけを改善するのではなく、顎関節・噛み合わせ・歯の保存・審美性を総合的に考えた治療となりました。


空隙歯列やスリーインサイザルの治療では、単純にすき間を埋めるだけでは、歯の幅や形が不自然になったり、噛み合わせに無理が出たりすることがあります。

特に今回のように顎関節症を伴うケースでは、審美的なゴールだけでなく、どこで噛ませるか、どの歯にどのような力を負担させるかを考えることが非常に重要です。

当院では、矯正・補綴・接着修復を組み合わせ、できる限り歯を残しながら、長期的に安定しやすい治療を心がけています。
担当医 生野誠
主訴 噛み合わせが安定しない
顎が痛い
期間 3年
費用 150万
治療内容 部分矯正
ダイレクトボンディング
ラミネートベニア
接着性ブリッジ
テーブルトップベニア
治療に伴うリスク 後戻り
セラミックの破折

関連症例

審美治療

右上2番先天欠損・左上2番矮小歯を、矯正治療と接着性ブリッジ・ラミネートベニアで審美的に改善した症例

担当医
生野誠
主訴
前歯の隙間と歯の大きさの左右差が気になる。
右上の前歯が足りないこと、左上の前歯が小さいことによる見た目をきれいにしたい。
期間
約3年
費用
矯正治療:80万円
接着性ブリッジ:32万円
ラミネートベニア:16万円
治療内容
右上2番の先天欠損と左上2番の矮小歯により、前歯部にスペースの不均衡と審美的な左右差を認めました。

まず矯正治療により、前歯の位置関係と欠損部・矮小歯周囲のスペースを整えました。先天欠損や矮小歯の治療では、いきなり被せ物やブリッジを行うのではなく、矯正で適切なスペースを作ることが、最終的な審美性に大きく関わります。

その後、右上2番の欠損部には接着性ブリッジを装着し、インプラントや大きく歯を削るブリッジを避けながら、自然な前歯の形態を回復しました。

左上2番の矮小歯にはラミネートベニアを行い、歯の幅・形・色調を周囲の歯と調和するように整えました。

矯正治療と審美補綴を組み合わせることで、前歯の左右差、スペース、歯の形態の不調和を改善し、自然な見た目に仕上げています。
治療に伴うリスク
矯正治療中は、装置による違和感、痛み、口内炎、清掃不良による虫歯や歯周病のリスクがあります。また、歯の動きには個人差があり、治療期間が予定より延びることがあります。

接着性ブリッジは、通常のブリッジと比較して歯を削る量を抑えられる一方で、噛み合わせや使用状況によって脱離・破折が起こる可能性があります。

ラミネートベニアは、歯の表面を一部削る必要があり、治療後に一時的なしみる症状が出ることがあります。また、強い衝撃や歯ぎしり・食いしばりにより、欠けたり外れたりする可能性があります。

審美補綴は、経年的に色調や歯肉のラインが変化することがあり、長期的な安定のためには定期的なメンテナンスが重要です。
  • 2026-06-29