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前歯1本だけのセラミック治療(シングルセントラル)|色・形・透明感を周囲に馴染ませたケース

初診時の状態
• 中切歯(前歯1本)の補綴物の色調差(黄味・不透明感)が目立つ
• 歯肉ライン・ブラックトライアングルの見え方、隣在歯とのライン(形態)不一致が気になる
• 周囲の天然歯は比較的きれいで、1本だけを自然に合わせる難易度が高い状態

診断・治療方針

シングルセントラルは「白くする」だけでは不自然になりやすいため、
①色(明度・彩度・透過性) ②形(輪郭・エッジ) ③表面性状(テクスチャ・艶)を、隣在歯に合わせて設計。
仮歯で見え方を確認しながら、最終補綴へ移行しました。

治療前

試適

治療後

前歯1本だけのセラミックは、周囲の歯に“合わせる治療”です。白さよりも、透明感・表面性状・ラインを丁寧に作ることで、近くで見ても自然に仕上がります。
他の前歯もプラスチックでの修復や失活歯など様々な状態の中で調和をとるために色調バランスのウエイトを重視しました。

担当医 生野誠
主訴 前歯が折れてとりあえずの仮歯を入れたままにしていた。
折れる可能性があるため部分矯正で引っ張り出さないといけないと言われた。
可能であればそのままやりたい
期間 • 期間:2週間〜1ヶ月
• 回数:4回(カウンセリング含む)
費用 セラミッククラウン(前歯1本):165000円(税込)
ファイバーコア:22000円(税込)
仮歯:16500円(税込)
治療内容 1. カウンセリング/写真・色合わせ(シェード)
2. 既存補綥物の除去・形成(必要最小限の切削を意識)
3. 精密印象(または口腔内スキャン)
4. プロビジョナル(仮歯)で形とラインを微調整
5. 技工士と情報共有(写真・シェード・マッピング)
6. セラミック装着(接着操作)→咬合・発音・清掃性を確認

使用材料
• オールセラミッククラウン(ジルコニア+レイヤリング )
治療に伴うリスク • セラミックは強い衝撃で欠ける/割れることがあります
• 歯ぎしり・食いしばりが強い場合、マウスピース(ナイトガード)を推奨します
• 失活歯(神経のない歯)の場合、時間とともに色調変化が出ることがあります
• 歯肉の状態や清掃状況により、歯ぐきのラインが変化することがあります

関連症例

セラミック

虫歯と歯周病で崩れた前歯・奥歯を、セラミック+リッジオーギュメンテーション+咬合再構成で回復した症例(池袋)

担当医
生野誠
主訴
虫歯と歯周病で歯がボロボロ。見た目と噛みにくさが気になる。
期間
1年
費用
160万
治療内容
1)歯周・虫歯のコントロール

補綴治療の前に、歯ぐきの炎症や感染源(虫歯・不良補綴など)を整理し、治療の土台を作りました。

2)右上3欠損:リッジオーギュメンテーション+ブリッジ

欠損部は、ブリッジによる回復を計画。審美性と清掃性、そして補綴の形態を整えるために、リッジオーギュメンテーション(顎堤増大)で歯ぐき・土台のボリュームを整えた上で、ブリッジで回復しました。

3)その他:クラウン/ベニアで審美と形態を回復

虫歯・歯質の状態に応じて、セラミックのクラウン・ベニアを使い分け、歯の形と色調、左右差を整えました。

4)咬合再構成(全体の噛み合わせを整える)

「1本ずつ綺麗にする」だけでは、噛み合わせの偏りや過大な負担が残ることがあります。
本症例では全体のバランスを見ながら咬合再構成を行い、見た目と機能の両立、長期安定を目指しました。
治療に伴うリスク
• セラミック治療は、噛み合わせや歯ぎしりの影響を受けます。必要に応じてナイトガード等の併用が望ましい場合があります。
• 歯周病は再燃リスクがあるため、メンテナンス(定期管理)が治療結果の安定に重要です。
• リッジオーギュメンテーションは外科処置のため、腫れ・痛み・治癒期間などの説明が必要です(個人差あり)。
  • 2026-03-03